純ジャパのアメリカ大学サバイバルジャーナルin ネバダ大学ラスベガス校

超普通の家庭で育った私がネバダ大学ラスベガス校へ。アメリカで生き抜いてくサバイバルな日常を徒然なるままに

ファイナルウィークにアパートから追い出された話

私の通っていたユタの大学には、”on campus housing”(つまり寮)がなく、学生はアパートメントに住む人が大半でした。(中には実家から通っている人も)

しかし、大学の側には、大学公認のStudent Housingと呼ばれるアパートがたくさんありました。まあ、寮みたいな感じだけど、運営とかは個人で行われている普通のアパートです。食事もキッチンが各部屋についてるので自炊でした。

私も、そのStudent Housingに住んでました。プライベートルームが4つあり、キッチン・リビングはその4人の住人でシェアしてました。家賃は月に500$ほど。他の州と比べると、スペックの割には安いと思います。

 

今回は、そんな私の住処であるアパートからファイナルウィークに追い出された(正確には、アパートに住める状態では無かったから出て行かざる負えなかった)話です。

 

急に始まった大掛かりなリノベーション工事

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(ネットで拾って来た画像だけど、私の部屋はこんな感じでした)

 

4月が始まり、みんな少しづつ、ファイナルエグザムについて悩みだす頃。アパートに入ったらアパートのオフィスから1通の手紙がありました。

そこには「明後日からあなたたちの部屋のペンキを塗り直します。机の上・ベッドの上・クローゼットの中・壁には何も物が無いようにしてください。あなたたちがリノベーション中に、部屋に居るか居ないかは自由です。」っと。

読んだ感想は「は??」って感じ。いやいや、どこにもの置けばいいのよ。無理っしょって感じですよね。その時は、「明日片付け少しすればいっかー。流石に壁にかけてある写真とかは外そー」と考えて普通に次の日学校に行きました。

 

次の日、帰ってくるとなんと私の私物がぜーーんぶビニール袋にまとめられて、外に置いてありました。なんと、オフィスからの手紙では明後日ってなってたはずなのに1日早く、ペンキの業者さんが作業を開始してしまったのです!!

もちろん、ペンキ塗りたてでベタベタだし、ベッドは移動されてるし、私は自分の部屋で寝ることが不可能だったのです。そもそもこんなに大掛かりなら、部屋からでてけって言ってくれよ、逆にって感じですよね笑。これに追い打ちをかけるかのように、バスルームもペンキ塗りたて。トイレもできない。シャワーもできない。

はい。これって、ある意味追い出されてますよね??笑

最初は結構パニックで、どーしていいかわからなかったですね。正直。でも、とりあえず、寝床を探さなければいけません。とりあえず、その頃仲よかった友達(A)のお家に身を寄せました。事情を話して、シャワーとTシャツとベッドを借りて、無事にその日は寝ることができました。

まだまだ続くリノベーション騒動

ペンキベタベタの日からも、頻繁にアパートのオフィスから手紙(リノベーションに関するお知らせ)が届くものの、全部日付が違ったんですよね。これについては、ルームメイトと一緒にボロクソ文句をオフィスに言いに行きました。(改善されなかったけど)

 

ペンキベタベタの日から3日後くらいに、今度は、学校から帰るとリビングや廊下などの全ての床を貼り直す作業をしてました。もちろん、バスルームも。はい。またまたアパートを出て行かなければいけない状況。またかよ、、、と思いつつもまた友達(A)のアパートに身を寄せました。

 

その後も、週に3回くらいで、アパートで寝ることができないレベルのリノベーションが4月中続きました。例えば、キッチンのキャビネット全部取り替えたり、バスルームの壁取り替えたり、部屋のカーペット張り替えたりetc...あーなんでファイナルエグザムがある4月にやるかな。普通、住人が少なくなる夏セメにやるだろetc。。とルームメイトと文句をめちゃくちゃ言いました。

なので、その間、アパートで寝ること・シャワーを使用することが不可能な日はAのアパートでシャワーを浴び、ご飯を食べて一緒に寝てました。まあ、Aといることも楽しかったので、それはそれでよかったのですが、、、

一番最悪だった水が出なかった日

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ファイナルウィーク直前のある日。その日は朝、私が学校に行くときに業者の人から「今日は洗面所とシャワーのあたりの工事するから、水の元栓止めるねー」と言われた私とルームメイト。まあ、学校行くし別にいいよーって言い、二人で学校に行きました。

その日の夕方、家に帰るとなんと水が出なかったのです!!

まあ、普通に業者がテキトーだったから、元栓を開けるのを忘れたのでしょう。よくわかりませんが、蛇口という蛇口から水が出てこないのです。シャワーもアウト。キッチンの蛇口もアウト。もちろんトイレもアウト。はあ。まじ最悪。私はアパートの管理会社へ、ルームメイトは水道の110番みたいなオフィスに電話してくれました。

電話した時点で20:00すぎ。ファイナルウィーク直前な私たちは勉強のストレスと水が出ないストレスでイライラは頂点に!!

そして、電話し始めてから約2時間後の22:00にようやく、水の復旧作業をしに業者さんがきてくれました。

 

この日も水が出ない時点でAのアパートに行けばよかったのですが、彼はちょうどその日に限って仕事で州外にいたのです。はあ。なんてついてなかったんだろ。

 

これが、私のファイナルウィーク直前にアパートから追い出された話です。先ほども言った通り、追い出されたってよりは、出て行かざるおえなかったって感じですね。

もちろん、この間も普通に家賃払ってたし、さらに工事費として40$くらい請求されました。ルームメイトも払うって言ってたので仕方ないから払いました。

まあ、なかなか日本では体験できないことだし、アメリカで暮らすことって簡単ぢゃないなあって思ったよって話です。

他にも、アパートにまつわるトラブルは大体の留学生のみなさんが体験してるでしょう。こうして、アメリカで少しづつ強く生きていく術を学ぶんだなあっていうのが感想です笑。